CD PROJEKT REDの新作『サイバーパンク2077』が2020年4月16日に発売されることが明らかとなりました。
遂に来たか!!
2018年のE3でサイバーパンク2077のpvが公開されてから、永遠のように長く感じた1年間を乗り越え、ようやく発売日を知ることができました。
どれほどこの日を待ち望んだことでしょうか、興奮を抑えることができません!
『サイバーパンク2077』をより多くの方に知ってもらうために、いったいどのようなゲームなのか、その魅力を紹介したいと思います。
※サイバーパンク2077の発売日は2020年11月19日に延期となりました。
目次
サイバーパンク2077はどんなゲーム?
サイバーパンク2077とは「サイバーパンク2.0.2.0」(Cyberpunk 2020)の世界観や設定を基に作られたオープンワールドRPGです。
「サイバーパンク2.0.2.0」という退廃的で無秩序な近未来の世界をテーマにしたテーブルトークRPGが基になっています。テーブルトークRPGというのはゲーム機などを使わずに、紙や鉛筆、サイコロを使い”テーブル”で複数の人と”トーク”しながら楽しむテーブルゲームのジャンルの一つです。
すごろくや人生ゲームなどの”ボードゲーム”みたいなものと考えるとわかりやすいかもしれません。TRPGとボードゲームは正確には違うジャンルのようなのですが、ここでは詳しい説明は省きたいと思います。
ストーリー
国家が権力を失い巨大企業が支配者として君臨する2077年、北カルフォルニア自由州に位置する巨大都市ナイトシティが今作の舞台。
主人公の“V(ヴィー)”は権力と犯罪が支配するこの都市で成り上がろうとするドリーマーの1人です。私たちはV(ヴィー)を操作し、自分だけのストーリーを体験することになります。
富と権力を得るためにフィクサー、犯罪者、ならず者達が集まり、ナイトシティは犯罪で溢れかえるディストピアとなっています。この危険な都市でどのように行動するかはプレイヤー次第、上手く立ち回り金を手に入れ、名を上げましょう。
ナイトシティには不老不死になれるインプラントの存在も噂されているとか。
オープンワールド
サイバーパンク2077の舞台となるナイトシティは広大なオープンワールドです。
ナイトシティは6つの区画に分かれており、デモプレイで流れている映像は旧工業地区のワトソンです。移動手段に車とバイクが存在します。
多くの人が行き交う街中、怪しげな店が立ち並ぶ裏路地まで自由に探索することが出来るのはもちろんのこと、ナイトシティはロード画面無しでシームレスに移動することができます。
そして、最も注目すべき点は圧倒的なインタラクティブ性です。
自動販売機で”二コーラ”を購入したり、屋台のおっちゃんに話しかけたり、パネルに流れる広告にアクセスすることが出来るなど、圧倒的な自由度がサイバーパンク2077の魅力です。
普通のオープンワールドゲームでは、目標地点に向かって走り続ける”お使いゲー”になりがちだったのですが、サイバーパンク2077では従来のオープンワールドの概念を打ち壊してくれることでしょう。
カスタマイズ
サイバーパンク2077では主人公のV(ヴィー)を自分の好きなようにカスタマイズすることができます。性別、容姿、髪型、肌の色、タトゥー、それ以外にも様々な個所を細かく設定可能です。
服装も購入することで変更可能になります。サイバーウェアには個別の能力が備わっているということで、戦闘時などに役立つことでしょう。
外見だけでなくkey life event(生い立ち)も設定することができ、キャラメイクによって初期ステータスが異なります。アタッカーやサポートなどの”クラス”は存在せず、主人公の成長によってステータスやスキルが変化していくとのこと。
一人称視点
サイバーパンク2077は普段は一人称視点で、車やバイクを操作する時に三人称視点に変わります。
主人公の顔は主にムービーシーンなどで映るそうです。サイバーウェアを着用する際やステータス画面でもキャラの全体像を確認することが可能。
個人的にはフォールアウトのように一人称と三人称を切り替えることができればと思うのですが、よりサイバーパンクの世界に没頭してほしいという意思がCD PROJEKT REDにはあるのでしょう。
一人称でしか味わうことができない体験があるのかもしれません。
戦闘
圧倒的な自由度を誇るサイバーパンク2077は戦闘でも様々な選択肢があります。
銃で黙らせるも良し、強力なサイバーウェアの能力で迎え撃つのも良し、敵をハッキングして無力化するのも良し、交渉して戦闘を回避するのも良し、プレイヤーの選択次第で戦闘スタイルも変わってくることでしょう。
銃の種類はハンドガンからテックライフルまで多種多様、近接戦に特化した”マンティス・ブレード”などもデモプレイで明らかになっています。
神経に直接アクセスして無力化することも可能。アジトのネットワークに侵入し建物の構造、人員の配置などを確認することができ、スキルの能力が上がれば敵の分隊全体に悪影響を与えるソフトウェアの実行も行うこともできるみたいです。
そして、上で挙げられた情報はすべてデモプレイの極一部であり、製品版ではより多くの種類の武器や能力が登場すると予想されます。
サイバーウェアの搭載や強化
闇医者が経営しているクリニックでは、光学スキャンを取り付けて(義眼を交換して)対象にズームできるようにしたり、皮膚にスキャンを埋め込んで銃とリンクさせたりとサイバーウェアの搭載や強化をすることができます。
腕から刃が出るサイバーパンク2077の中でも最も特徴的な武器”マンティス・ブレード”もクリニックで搭載、強化ができるのかもしれません。
多くの人に期待されている理由
なぜ多くの人がサイバーパンク2077に期待しているのか?
それはやはり「CD PROJEKT REDが新作を出す」という点が大きいでしょう。
CD PROJEKT REDが制作したゲームと言えば「ウィッチャー」が有名です。特に「ウィッチャー3 ワイルドハント」はThe Game Awards 2015で”ゲームオブザイヤー”を受賞するほど世界中で評価されたゲームです。
ウィッチャー3はサイバーパンク2077と同様にオープンワールドRPGです。
特徴としては自由度が高く、プレイヤーの選択や行動によってストーリーの結末が大きく変わるという点です。サイドクエストの結果によってメインクエストの内容が変化し、エンディングに影響する。プレイヤーごとにまったく違う体験を与えてくれるのが魅力です。
「歩くだけで事件に巻き込まれるゲーム」と言われるくらいにイベントの量が多く、そのイベント1つ1つがしっかりと作りこまれているのです。
まさにオープンワールドの理想の形、「ウィッチャーを作り上げた実績」がサイバーパンクの期待を高めているのでしょう。
【評価・レビュー】ウィッチャー3を300時間以上プレイした感想【人生を変えた神ゲー】 【サイバーパンク2077】戦闘要素やギャングの勢力図の紹介【2019ディープダイブビデオ】まとめ
待ちきれねぇ!
発売日を知った心境としてはこの一言です。待ちきれません。
首を長くして待ちましょう。
【サイバーパンク2077】予約特典の詳細:通常版と限定版(コレクターズエディション)