2016年のE3の発表で大きな話題を呼んだDays Gone (デイズ・ゴーン)が2019年4月26日に発売されました。
発売されて数日経ちますがこのゲームの評価は真っ二つに分かれています。なぜ評価が分かれるのか?理由を考えてみました。
この記事では、Days Gone (デイズ・ゴーン)の魅力、不満点を紹介します。
目次
デイズゴーンの魅力
シナリオ、世界観
デイズゴーンはストーリーを楽しむゲームです。
賞金稼ぎとして旅するうちに妻が生きているかもしれないという情報をつかみます。
妻のサラを探すのがストーリーの大筋で、情報を集めるために様々な場所を旅します。
その途中でゾンビの大群と出くわしたり、敵対勢力と抗争になったりします。ストーリーの終盤には、なぜパンデミックが発生してしまったのかという重要な謎も明らかになり、よりデイズゴーンの魅力に引き込まれていくでしょう。
デイズゴーンの世界観、ストーリーに魅力を感じるかどうかで評価が変わってくるでしょう。
終盤から一気に面白くなる
大量のゾンビと戦うのは中盤以降、ストーリーの終盤で戦うことになります。
序盤はできることも少ないですが、ストーリーが進むにつれて装備が充実し、様々な戦い方ができるようになります。
今まで培ってきたサバイバルの技術を存分に発揮し、ゾンビの大群を迎え撃ちます。
大量のゾンビと戦うのがめちゃくちゃ面白い。
強力な装備、知恵、周りの環境、使えるものは何でも使い、生き残る方法を探さなければなりません。
少しでも逃げ遅れたらアウト!大群の波にのまれてしまいます。
どのように大群を倒すのかは人それぞれ、自分に合った最適な方法を見つけましょう。
他に類を見ないスリル、緊張感を味わえます。
Days Gone (デイズ・ゴーン)の不満点
すぐにゾンビの大群と戦えるわけではない
大量のゾンビに追いかけられているPVを見てデイズゴーンを購入しようか考えている人も多いと思いますが、すぐにゾンビの大群と戦うことはできません。
ゾンビの大群が出てくるのは10~15時間プレイした後です。ストーリーだけ進めている場合、20時間プレイしていても大量のゾンビと戦闘になることはありません。
ゾンビの大群はボス的扱いです。十分な装備が整ってから戦うことになります。
ですので、今すぐにゾンビの大群と戦いたいという人にはオススメできません。
操作感に難あり
デイズゴーンは動きがけっこうもっさりしていて、操作に慣れずよくやられてしまうでしょう。
初期の設定ではエイムの感度が高く、エイムアシストはとても弱いです。
道路には車などの障害物が多く、曲がりくねった道が多いのでスピードを出せばすぐにぶつかってしまいます。
バイクの操作もかなり難しく爽快感はあまりありません。
燃費も悪いので頻繁に燃料を補給する必要があります。
バイクをアップグレードさせていけば操作しやすくなっていくのですが、最初はとにかく不便に感じてしまいます。
アイテム収集、クラフト要素は少なめ
デイズゴーンには各地に落ちている素材を集め、クラフトできる要素がありますが、それが楽しいかと言われれば微妙なところ。
一応ストーリーを進めるとクラフトできるものが増え、持てる素材の量も増えますが、やっぱり種類は少ないです。
アイテム収集はあくまでクラフトするためのものといった感じ。
複数のクエストが同時進行
デイズゴーンは複数のクエストが同時進行しています。
クエストには進行度があり、複数のクエストを少しずつ進めながらストーリーを進めていくことになります。
つまり、ストーリーの流れが分かりにくいということです。
1つのクエストが終わったら、別のクエストの続きが始まったりするので、今自分が何をやっているのか見失いやすいと感じました。クエストの概要もけっこう大雑把でわかりにくい。
自分のやりたいストーリーを一気に進めることはできないので注意が必要です。
デイズゴーンが合う人
デイズゴーンを合いそう人はどのような人かまとめてみました。
- デイズゴーンの世界観、ストーリーが気に入った人
- リアルな不便さを楽しめる人
- どのように敵を倒すか考えるのが好きな人
似たようなゲームとしてファークライ、ホライゾンゼロドーン、ラストオブアス、RDR2が挙げられます。
個人的に一番近いと思ったのはファークライシリーズです。
これらのゲームが好きな人はきっとデイズゴーンを楽しむことができるでしょう。
デイズゴーンが合わない人
デイズゴーンを買うべきでない人はどのような人かまとめてみました。
- 爽快感を求めている人
- 今すぐに戦いたい人
- アイテム収集、クラフトが好きな人
- ゲームに快適を求めている人
フォールアウトをイメージしてデイズゴーンを購入しようと考えている人はやめた方がいいでしょう。
オープンワールドの密度、アイテム収集、クラフトの幅は狭いです。
終わり
デイズゴーンは評価が分かれるゲームであり、自分に合うか、合わないかは実際にプレイしないとわかりません。
私も最初はなかなかゾンビと戦えず、自分には合わないかもと思ったのですが、しだいにデイズゴーンの世界観にのめり込むように。ゲームをクリアするころには評価が変わっていました。
噛めば噛むほど味が出るスルメゲーなのかもしれません。