ドラクエシリーズ初の3DCGアニメ映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』はもうご覧になりましたでしょうか?
『ドラゴンクエスト5 天空の花嫁』をモチーフに作られた作品ということで、映画を観てドラクエ5に興味を持った方もいるはずです。
ということで今回の記事では、『ドラゴンクエスト5 天空の花嫁』とは一体どのようなゲームなのか、6つの魅力を紹介したいと思います。
ドラクエ5の魅力を少しでも伝えられたら幸いです。
目次
ドラゴンクエスト5とは
ドラゴンクエストシリーズの5作目。
1992年9月27日にスーパーファミコン用のゲームとして発売されました。リメイク版として2004年にPS2、2008年にDSで発売。2014年にはスマホにも移植されています。
私が遊んだのはPS2版とDS版です。
特にPS2版は人生で初めて遊んだゲームだったので深い思い出があります。
情報:公式サイト
ドラクエ5の評価が高い理由とは?6つの魅力を紹介!
親子三代の物語
ドラクエ5の物語は「幼少時代」、「青年時代前半」、「青年時代後半」の3つの時代に分かれおり、ストーリーが進むにつれて主人公が成長した姿を見ることができます。
ゲーム序盤の「幼少期」では、幼い主人公と父「パパス」の2人で旅をすることになります。「青年時代前半」では1人旅を経て結婚、「青年時代後半」では妻と子供と共に冒険に出ます。子が成長し大人へ、そして親となっていきます。
ドラクエ5は親子三代の物語が魅力的な作品です。
旅の目的は行方の知れない主人公の母親を探すこと。母を探す旅は「青年時代後半」の最後まで続き、物語の鍵となっています。冒険を進めるにつれて、なぜ母は姿を消したのか、その謎が明らかになるでしょう。
人生最大の決断「結婚システム」
物語中盤、主人公は3人の花嫁候補の中から結婚相手を選ぶことになります。
画像左から大富豪の娘「フローラ」、幼馴染の「ビアンカ」、DS版で登場した追加キャラ「デボラ」の3人の嫁候補達から一人を選びます。
選ぶのはプレイヤー自身、誰を選ぶか悩み寝込んだ人は少なくないとか。
今でも「誰を嫁にするべきか」という論争が定期的に繰り広げられますね。それくらい難しい問題です。人生において決断しなければならない時が必ず来るということを教えてくれました。
ちなみに私が選んだのは「ビアンカ」でした!
魔物を仲間にできる
ドラクエ5では倒したモンスターを仲間にすることができます。
敵を倒すと一定の確立で「仲間になりたそうにこちらを見ている」モンスターが現れ、仲間にしてあげると喜んで馬車に駆け込んでいきます。
ただの戦闘であっても「仲間にならないかなぁ」といった期待が持てて非常に面白い要素でした。仲間モンスターにお世話になった人も多いはずです。
仲間システムは『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズに受け継がれています。
倒さなければならない宿敵「ゲマ」
ドラクエ5には幼少時代から長きに渡る因縁の宿敵が登場します。
その名は「ゲマ」、ドラクエ5の世界で活動する「光の教団」の幹部です。ゲーム内では中ボスの立ち位置。
光の教団は、表向きには平和のために活動する宗教団体であり人々から評判を集めていますが、実際は魔物の組織で極悪非道の限りを尽くしています。
幹部であるゲマも非常に残酷な性格で多くのプレイヤーに強烈な印象をもたらしました。その存在感の大きさから「ラスボスの影を薄くしてしまった」張本人です。大魔王の名前を忘れるレベル。
何度も主人公たちの前に立ちはだかる強敵、ゲマとの戦闘では感情移入して熱くなってしまうことでしょう。
すごろく場などのミニゲームが面白い!
PS2のリメイク版から登場した「すごろく場」はドラクエ5のなかでも非常に人気の高いミニゲームです。
出たサイコロの目だけ進み、マス目によってイベントが起こるドラクエ版のすごろくです。限られた回数までにゴールすると冒険で役立つお宝を入手することができます。
各地に散らばる「すごろく券」を握りしめ、すごろく場に通ったのは良い思い出。
その他のミニゲームとして、定番の「カジノ」やDS版では「スライムタッチ」というタッチペンを使った遊びが登場しました。
面白いミニゲームが多数登場するのもドラクエ5の魅力です。
BGMが素晴らしい
ドラクエといったら「すぎやまこういち」先生の音楽です。
特にドラクエ5のフィールドで流れる「地平の彼方へ」が素晴らしい!
父と共に旅をしていた懐かしい感じ、1人だけで旅をする不安、家族と共にまだ見ぬ土地へ冒険に出かけるワクワク感などをすべて表現したかのような音楽です。
とにかくBGMが素晴らしい!
どのプラットフォームで遊べばいいのか?
基本どのプラットフォームで遊んでも問題ありません。どのプラットホームであっても、十分にドラクエ5の魅力が伝わることでしょう
しかし、それでもオススメしたいのがPS2のリメイク版です!
PS2版はグラフィックが3Dで非常にきれいになっています。
DSやスマホ版では規制やハードの問題により、重要なシーンがあっさりと終わってしまいます。しかし、PS2版は3Dのムービーが入り、シーン限定の演出まであります。
よりゲームに感情移入することができるでしょう。ゲームの印象も変わってくると思います。無理にとは言いませんが、もしお手元にPS2があるのならば遊んでみて欲しいです。
「スーパーファミコン ミニ」にドラクエ5が移植されるのがベストなのですが、出るという情報はありません。悲しい。
終わり
シリーズ物で5作目ですが、前作との物語のつながりはありません。普段ゲームをしない人、ドラクエシリーズを遊んだことがない方でも楽しむことができると思います。
映画を観てドラクエ5に興味が湧いた方はぜひ遊んでみてください。